こんにちは、ファーストクラス陸マイラーの佐藤です。
ANAの新社長に就任した平子裕志氏が読売新聞の取材に対して「2019年春から、お盆や正月など繁忙期でも、航空機の利用などでたまるマイルを使ってハワイに行けるようにする」と答えました。
ANAの狙いは何なのか?考えてみたいと思います。
現状、マイルでハワイに行くことは出来るのか?
調べてみました。平日のエコノミークラスなら比較的予約は取りやすいようです。
ビジネスクラスは2名程度ならゴールデンウィークやお正月の様な超繁忙期以外はマイレージ用の空席がありました。
現状としては、ゴールデンウィーク、お正月のようなみんなが行きたがる期間以外の座席は比較的取りやすいようです。
この路線でANAはファーストクラスは飛ばしていません。ANAマイルを使えば同じスターアライアンスのユナイテッド航空の東京ーホノルル便に乗ることは出来ますが、なかなか空席は出ないようです。
なぜ、ドル箱のハワイ路線をマイルで飛びやすくするのか
本来、航空会社としてはお盆や正月といった繁忙期は現金を払って飛行機にのって欲しいと言うのが本音です。
この時期にしか休みの取れないサラリーマンが多いですから、多少値段が高くても現金を払って飛行機に乗ってくれます。
はっきりって、タダ乗りのマイレージ利用者には利用してほしくないというのが本音でしょう。
では、なぜANAの新社長はこの繁忙期のハワイ路線をマイレージで乗りやすくすると明言しているのでしょうか。
読売新聞の新社長に対するインタビュー記事では「休暇が取りにくいビジネスマンらから「ためたマイルを使いたい」との声が寄せられていた。」とあります。つまり、よくマイルを貯めているサラリーマンから使いたい時に使えないという不満が出ていたということです。
使いたい時に使えないということは、一部の人には貯めても意味がないと敬遠される原因になります。
会社のお金で飛行機に乗るビジネスマンが航空会社を選ぶ理由に、「会社が指定してる航空会社があるから」とか「自分の貯めているマイレージプログラムがあるから」といった理由があるかと思います。後者の自分のマイルのために航空会社を選んでいるサラリーマンに普段の仕事の時に選んでもらえるようにすることが、今回の社長の発言につながったと私は考えています。
仕事で会社のお金でビジネスクラスでANAを選んで下さい→マイルを貯めて休暇の時に好きな所に飛んで下さい。この休暇時のマイル利用の座席を増やすことでサラリーマンマイラーの満足度を上げて、普段のビジネスクラス利用率を上げる作戦ではないでしょうか。
2年後の春に向けてこれから準備すべきこととは何か
社長が2019年の春から繁忙期の座席もマイルで取りやすくすると明言していますので準備をしましょう。
サラリーマンで頻繁に出張がある人は浮気をせずにANA便で飛んでマイルをためましょう。
仕事上、飛行機に乗らない陸マイラーは地道にコツコツポイントサイトからANAマイルに交換するルートを実行していきましょう。
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