【改定版】なぜあなたはマイルを使ってファーストクラスに乗れないのか?

お久しぶりです、ファーストクラス陸マイラーの佐藤です。

約一年ぶりのブログ更新となりました。この間、陸マイラー活動はもちろん続けておりました。そしていろいろな環境、境遇の方にマイレージの利用の仕方を教えてきた中で分かったことを書きたいと思います。

最近、過去のマイレージ利用のファーストクラス経験を数えてみたら、2019年5月現在で16路線に乗っておりました。全てyoutubeにレビュー動画は載せてますので、興味のある方は御覧ください。この経験から書くことは体験談になりますのでこれからマイレージ利用でファーストクラスに乗りたい方に本当の意味で役に立つ情報であると思います。

結論としては、マイレージ利用のファーストクラス搭乗は難しいよ、ということです。世間一般の陸マイラーサイトに書いてあるようなポイント&マイルを貯めたらファーストクラスに乗れるんです!という机上の空論は信じないでください。

まず、あなたは自分で海外旅行が手配できますか?自由旅行が出来ますか?

私のところに相談に来る方にまずお伺いすることは、「いままで自分で手配して海外旅行に行ったことがありますか?」ということです。いくらマイレージ利用で飛行機代金がタダになると言っても、飛行機以外の現地ホテルやその他移動手段等は自分で手配するなり計画を立てなくてはいけません。

JTBの旅行白書から私が推測で出した数字では、自分で海外旅行を手配できる方は国内人口の約5%であると思われます。つまり日本国内のこの5%の人しかマイレージ利用の海外旅行に挑戦をする権利はありません。

私のところに相談に来られる方で、いままで一度も自分手配の自由旅行をしたことが無いという方には、まず自由旅行をできるだけの旅のスキルを身に着けてもらいます。

英語が出来る出来ない、得意、不得意ではありません。自分で旅行を手配して、自分の責任において帰って来ることが出来る能力のことです。

この「5%クラブ」に入らなければ残り95%の人が競う国内線&台湾&韓国&ハワイの路線で血みどろのレッドオーシャンで争わなければなりません。※台湾、韓国、ハワイは旅行スキルが低くても比較的簡単に行けるため、私の定義する5%クラブのメンバーではありません。

なぜ全ての情報を与えているのに彼らはファーストクラスに乗れなかったのか?

以前、私は「マイレージ利用でファーストクラスに乗れないのは正しい情報が足りないからだ」と書きました。実はこれは間違っていました。

私は周りの親しい友人達にはコンサル生と同等かそれ以上の情報を与えていました。具体的には私が作ったテキスト、PDFを全てgoogleドライブで共有していました。そこにフリーアクセスの権利を与え、自由に閲覧をさせていました。しかし全ての情報を与えたはずなのに友人のなかからファーストクラスに乗ることが出来る者は一人も現れませんでした。

なぜだろう?与えている情報は少ないのにコンサル生の方が確実にファーストクラスに乗っている。友人の中には東大卒、IT企業の凄腕エンジニア、金融業界のエリート等々能力、モチベーション的には申し分ないと思っていた者が多数いるのにです。

そこから、ファーストクラスに実際に乗ってるコンサル生と私の友人の条件を比較研究しある答えにたどり着きました。それはなぜgoogleマップに従うと目的地に行けるのか?と同じことでした。

なぜgoogleマップに従うと目的地に行けるのか?

googleマップにしたがうと目的地に誰でも行ける。なぜこのあたり前のことが今までの紙の地図では出来なかったのでしょうか。現在地から東京駅に行くことを例に見ていきます。

その一
googleマップは現在地を教えてくれる

今では当たり前のように思うかもしれませんがこれは、すごく大切なことです。紙の地図では自分がどこにいるのか「分かる人にしか分かりません」。特に地図を読むことが苦手な女性はどんなに詳細情報が載っている地図を渡されても自分が一体どこにいるのか把握することは困難です。

その二
googleマップはその人にあったルートを教えてくれる

これまた現在では当たり前ですが、目的地に行くためには大切な機能です。有料道路で行くのか?無償の下道でいくのか?はたまた徒歩と電車でいくのか?数限りない選択肢のなかかかたいくつかのパターンを教えてくれます。

しかもこれはその1でも書きましたが、あなたの現在地がどこにいるのかを把握した上で適切なルートを選んでくれます。

しかも、しかも道を外れると適切にリルート検索をして目的地に向かえるように支援してくれます。

その三
googleマップは直近で何をすればいいのか教えてくれる

当たり前過ぎて何を言ってるのか?と思われるかもしれませんが、これが重要なのです。自分の現在地、目的地、そしてその大まかなルートを可視化出来てもまずどこに行けばいいのか?真っ直ぐなのか?右方向に行くのか?これがわからないとはじめの一歩が踏み出せません。

その四
googleマップはポイント、ポイントでどこに行けばいいのか教えてくれる

曲がるべき信号、まがるべき交差点のところに来た時にタイムリーに進むべき方向を教えてくれます。

もうここまで読んでいただければおわかりになったかと思いますが、情報を渡しただけの私の友人と、少ない情報でもファーストクラスに乗れたコンサル生の違いはこの適切なナビゲーションにあります。

マイレージ利用のファーストクラス、どこでみんな悩むのか

まずは自分の現在地です。教材だけを提供されても自分は規定マイル数がたまってゴール付近にいるのか?なにも分かってないからスタート地点から始めるべきなのか?自分の現在地を理解していない人が多いです。現在地を把握せずにゴールには向かえません。

次に適切なルート。ポイントサイトで貯めるのか?食事で貯めるのか?はたまた買い物で貯めるのか?ブログアフィリエイト?クレカの紹介ボーナス?マイルの貯め方にはいろいろなルートがあります。人によっては全て同時並行で行う場合もあります。その人その人の性格、居住地域、仕事等々考慮しなければ適切なマイルを貯めるルートは決めることが出来ません。

で?何をすればいいの? 私の教材を読んだ友人のほぼ100%がこの質問をしてきます。大量の情報を読んで、インプットして理解しても、じゃあ自分が直近で何をすればいいのか?わからない友人がほとんどです。カードを契約すればいいのか?FXをやればいいのか?自分では決められない、行動を起こさない人がほとんどです。

そして、マイルを貯めるためには継続的に作業をしなければ行けない、、、マイルを貯めるためには毎月一定の「作業」をしなければいけません。頭では分かっていてもそれが実行出来ないからみんな悩んでいます。

googleマップにはなくてライザップにあるもの

実はgoogleマップを使っても目的地にたどり着けない人がいます。それは、、、やる気のない人です。いくらgoogleマップが適切な経路を計算して指示を出しても自ら動こうとする気がない人には無意味です。

これと同じことが私のマイレージ講座にも起きていました。コンサル生に対してはその人の「現在地」を確認し、いつまでに何をすべきか指示を出し、達成してない場合には「やる気」を出させて必ず必達目標に到達させていました。みなさん言い訳の達人なのでここが一番苦労します(笑

この、困難な事を人にやらせることが骨が折れると分かっていたので友人には情報だけ与えて放っておきました。すると友人たちは最初の1-2ヶ月はマイルを貯める作業をします。しかしその後ほうっておくとほぼ100%作業を止めます。面倒くさいからです。

最近ライザップのトレーナーが出している本を読んで100%共感しました。というか120%共感です。ダイエットの手法はネットで調べればいくらでも出てきます。それをやりきらせるのが難しいいんです。



いかに顧客に「やる気」を出してもらってやりきらせるか。ここがダイエットもマイル利用のファーストクラスに乗る手法も同じなんですね。

なのでライザップのダイエット方法自体の情報価値は無い、もしくは限りなく0円に近いんです。これはライザップ自身も言ってますがこのネット時代、調べればライザップが行ってるダイエット方法は山ほど出てきます。というかライザップ自体が1000-2000円程度でトレーニングや食事の公式本を出してます。

情報それ自体にはあまり価値が無い、それをやりきらせることに価値がある!というのがライザップの本質です。googleマップにはなくてライザップにあるもの。それは最後までやりきらせるサポートです。

いくらgoogleマップが「右方向です」と正しい、最短の道順に関する情報を教えてくれてもその通りに歩かなければ目的地には行けません。googleマップはやる気まではおこしてくれません。

How to情報自体には価値がない。だから無償で配ります

ということで私も情報自体は無償、もしくは格安で提供することにしました。これから不定期で発行してるメルマガにはスターアライアンス系で一番マイルで乗りやすい&おすすめのルフトハンザのファーストクラスに乗る方法を情報の出し惜しみなく書いたPDFを配布いたします。

これを見て、自分で出来る人は自分で真似してみてください。理解できるけどめんどくさくて続けられない、わからない部分があるという方だけ私はサポートすることにしました。

ということでまとめます。あなたがファーストクラスに乗れない理由は情報が足りないからではありません。やる気が無いからです。情報はネットで調べればいくらでも出てきます。しかもいい情報は英語で書かれている場合が多いのでこれまた読むのが面倒くさいんですね。

英語のテストを思い出してみてください。このテストは辞書の持ち込みが可能であると仮定します。あなたは100点が取れますか?取れる人とそうでない人が出てくると思います。1つの単語にしてもいろいろ意味があるのでどれを選べばいいのかわかりませんよね?

マイル利用の旅行も同じです。ネット上に情報がありすぎてどれを選べばいいのかわからないんですね。しかも英語の辞書の場合は正しい情報の中からどれを選ぶか?問題ですが、web上のマイレージ情報には正しくない情報も混ざっています。16路線もマイルでファーストクラスに乗り継いできた私からすると特にファーストクラスに関する情報は「実体験もしないでよく記事に出来るな」というレベルの机上の空論が多いです。

文章だけでみなさんにやる気を起こさせるのは難しいので、やる気以外の「情報」の部分だけはサポートいたします。メルマガ内に毎号ANAマイレージ利用、ルフトハンザのファーストクラスの空席の取り方を解説したPDFのURLを載せていますので是非ダウンロードしてみてください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓